2016年5月の水の旅です

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■日野市の自噴水・仲田緑地の湧水
5/1
　今日は遠方から知人が来て、荻窪のイタリアンでランチをしたので帰りは中央線で日野駅まで戻りました。日野駅から多摩川方面に歩いて15分ほどの所に仲田緑地蚕糸公園があり日野市のスポーツ施設などがここに集中しています。その公園の一角に水量豊かな多摩川の伏流水が湧出する自噴水があります。日野市内には団地、公園、学校などに市が敷設した自噴井戸が各所にあり、防災用生活飲料水確保、用水路の浄化に用いられています。井戸には「緊急用以外は飲用に持ちいない事・・」と注意書きがしてありますが、夏場には水を汲みに来る人もいて、私も夏には水分補給で利用します。この仲田緑地の自噴井戸はモーターで汲み上げられた比較的浅井戸といわれていますが、水の勢いは凄くて圧倒されます。今日は25度以上の夏日なので、今年はじめて水と戯れ、水分補給をしました。また、公園内には近くの多摩川からの水路が流れ、その風景はまるで自然湧水による水路のようです。いかにも清流の都市日野市を象徴しているようです。

電動汲み上げながら勢いよく湧出している。仲田緑地蚕糸公園内の水路は自然の流れでまるで湧水のようだ。この公園には日野駅から徒歩15分、多摩モノレール甲州街道駅から徒歩10分でアクセスできる。

■買い物ついでに
5/2
　買い物は聖蹟桜ヶ丘か八王子で大体済ませます。それは大型カメラ量販店があるからです。今日は八王子で買い物をしてランチ。午後から時間があったので「中野団地」行きの西東京バスに乗り15分弱の中野北小学校バス停下車3分の東京の名湧水57選のひとつ子安神社の「明神池」に行きました。湧水量が多くて、ここは自己責任ながら飲用ができ地元の人たちは水汲みに訪れています。保全がよく、水路もきれいに整備され、花菖蒲が咲き始めていました。30分ほど水分補給して折り返しのバスで市内に戻りました。いつでも「名水」に行ける幸せを、多摩に引っ越してきて実感しています。

八王子駅から路線バスで15分で明神池にアクセスできる。ここの湧水の雰囲気は東京一、いや日本有数の環境の良さであろう。

■とにかく軽い運動・・が処方箋
5/3
私のの現在の病気の処方箋は毎3食前後の投薬と栄養管理、それに適当な運動はかかせません。天気の良い日には外出散歩で大体8000?1万歩の歩行をしています。今日は薄曇りの絶好の「撮り鉄」日和なので、比較的近所の沿線に繰り出し、撮り鉄をしたり湧水散歩をしたりと、とりとめのない散歩をしています。今日は地元の京王線の電車を「撮り鉄」、さらに分倍河原で南武線に乗り換えて矢川でJRも撮りました。矢川、谷保は我が家から直線距離にして3キロ足らず、徒歩でも行けるのですが、撮り鉄を兼ねているので電車を使い大回りしました。立川緑地から矢川の源流から下流へと歩き、ママ下湧水まで撮り鉄をしながら散歩。ママ下湧水の近くの野道では中年のアメリカ人婦人から声をかけられました。「とても素晴らしい環境でした」と喜びを私に話してきたのです。私は「ええ、大都市東京の自然です」と答えました。しばらく歩くと野道にはバーベキューの残骸が捨てられていました。橋の下あたりでは最近はバーベキューなどするやからがいるそうです。この湧水は自然保護のモデルケースにもなった湧水です。どうか節度ある公園の利用を。今回訪れたところはすべて我が家から30分以内のアクセス圏内です、

矢川付近を走る南武線。立川緑地公園は湿地帯がよく整備されている。緑地からの矢川の流れ。ママ下湧水の清冽な水の流れ。外国人も感激するほどの環境だ。

■日野市の自噴水(井戸)
5/4
日野市は水と清流の町をアピールしています。市内各所には水路が網の目のように流れ風情ある街並みを作っています。それらの水路には湧水がそそぎ、人工的に設けられた自噴井戸も数多く存在しています。京王線の高幡不動駅から平山城址公園駅の間は浅川が接近し、大きく蛇行している地形からかその伏流水の地下水が豊富で何か所かの自噴水を見ることができます。まず、平山城址公園からほぼ線路添いの道をたどってみましょう。都道のオーバークロスをすぎてすぐのポンプ店にはシンボライズされた井戸から地下水が勢いよく出ています。敷地内なので外から見学ではます、ここから歩いて５分、平山小学校内にも自噴水があり、水路はビオトープとして整備されています。ここも柵外からの見学です。ここからさらに５分、都営アパートの団地の公園には手押しポンプから自噴水があふれています。水路は用水路に続き、水の浄化に一役買っています。災害用の浅井戸とかで飲用は控えるように認めてあります。ここから南平駅を越えて川崎街道の山側の八幡神社の参道にも井戸があります。付近の生活用水に使っているようで余浄水が細いパイプから流れています。汲んでゆく人がいるのでしょうか?。南平駅を過ぎて徒歩5分ほどの七生中学校の校内には大規模な自噴水があり水量豊かに湧出し、校内を水路が続き湧水池が整備されています。ここはしっかりと整備保全されています。公開されていないのが残念ですが、浅川に架かる橋から河川敷を見ると校内から流れ出る湧水が見てとれます。この橋を渡って日野台地方面に15分ほど歩くと、有名な黒川清流公園にたどり着きます。日野は本当に湧水のある町です。

浅川と京王線が並行する。ポンプ店の自噴井戸、平山小学校の湧水の水路。都営アパートの公園の自噴井戸は災害用という。八幡神社参道の井戸。

■日野の向島用水路
5/7
　高幡不動駅の北口から少し歩くと小学校の裏手に雰囲気のある用水路が流れています。日野市は市内いたるところに用水路があり生活に潤いを与えていますが、この向島用水路は昔のままの姿で流れています。小学校の裏手あたりではビオトープが設けられ、用水に沿った遊歩道には四阿が設けられ、復元水車が回っています。水源は浅川の水門から引いた水が、日野市三沢地区、落川地区あたりまで流れてゆきます。整備されているのは多摩モノレールの通りまでですが、とても癒される水辺の道です。

向島用水路は日野市の代表的な用水路、水車が復元されている。モノレール通りまでの遊歩道が整備されている。

■終着駅に行ってきました。
5/12
　今日は仕事で青梅線と五日市線の取材です。共に行き止まりのローカル線なので終着駅は旅情ある駅で、東京でもちょっとした旅行気分が味わえます。この沿線にも多くの湧水がありますが、今日は時間の関係で秋川駅下車で徒歩15分の「白滝神社の湧水」を訪れました。この日は少し暑かったのですが、神社の境内は湧水の流れと、霊気でひんやりしていました。水量はこの季節にしては多い方でした。ここから二宮神社まで回りたかったのですが、秋川から一時間に一本の八王子行きバスも取材の対象なので再来を期して路線バスに乗り込みました。

山小屋風の奥多摩駅、白滝神社の湧水はいつもながら霊気を感ずる。秋川－京王八王子間の西東京バス。

■軽く路線バスでハケの道
5/14
　どうしても一日中仕事場にいると私の現在の病気治療には＋にはなりません。たとえ1時間程度の散歩は必要です。今日は聖蹟桜ヶ丘まで買い物ついでに散歩と思ったのですが、そのまま東府中まで乗り越して、武蔵小金井駅のバスに乗ってハケの道へ。たいした目的はないので、いつもの国分寺までのコースははしょって、野川周辺だけの散歩にしました。湧水がある滄浪泉園には湧水を利用した水琴窟があり、ここの窟はとてもいい音色を奏でます。しばし、音をきいていると癒されます。再び野川を歩き1時間後のバスで東府中に戻りました。今日はこんなに歩くとは思っていなかったので万歩計はもってこなかったのですが一日のノルマの8000歩はくだらないと思います。

東府中から武蔵小金井行きバスでハケの道へ。滄浪泉園は小金井警察署で下車すぐ前。ハケの湧水は水量は少ないが池に注いでいる。水琴窟は見ものだし聞きもの。

■ハケの湧水
5/21　
信州を一泊二日の鉄道の旅をしてきて少々疲れ気味でしたが、日課の散歩はかかせません。今日は「新次郎池」が気になりましたので、貫井トンネル下から野川に沿って歩き貫井神社、新次郎池を巡って国分寺駅まで歩きました。どの湧水も水量は少なく、新次郎池はほぼ枯渇状態で池底を見せていて、水たまりにはアメンボウが浮いていました。梅雨を過ぎて「大雨」に期待したいところですが、豪雨被害も気になるところです。関東は今年は雪も少なく降雨も少ないので「水不足」も心配されるところです。

野川には花菖蒲が咲いていた。貫井神社のご神水はハケ下から湧出。新次郎池はこの季節湧水は見られなかった。

■鉄と水の散歩道
5/22
　日曜日の散歩コースは「鉄」と「水」を巡るうれしいコース。..京王線南平駅から浅川を越えて「豊田の大カーブ」へ。ここは隠れた撮り鉄の名所です。コンデジなのでアウトカーブからの安易な望遠撮影は持ち合わせていないので、難しいインカーブから編成写真を。運よく通りかかった新宿行きスーパーあずさ14号は「後追い」、このアングルの後追いはシャッターチャンスが極めて難しく、片眼を液晶に集中して、右目で列車の通過を見送って、ギリギリのタイミングでシャッターロスを計算に入れながら一枚撮りのシュート。ドンピシャり、ボクもまだまだ反射神経は衰えていないワィ^^。　豊田の大カーブのすぐ近くにある東京の名湧水57選「黒川清流公園の湧水群」を巡りました。駅にも近い清水谷公園の湧水池からの水路には石垣の隙間から大量の湧水を発見。どうして今まで気が付かなかったのでしょうか?。

大カーブを行くスーパーあずさ。装いは初夏のよそおひ。清水谷公園の湧水池からの水路には石垣の隙間からはっきりと確認できる大量の湧水を見つけた。

■鉄道マニアと水の散歩道
5/23
　今日は都心の出版社で仕事の打ち合わせがあるので、ついでに鉄散歩。京浜東北線の東十条駅周辺は「撮り鉄」が多く集まるところです。線路は淀橋台台地の下を走っていて、台地の崖下にはいくつかの湧水があります。そのひとつ「荒幡不動尊」の湧水は線路脇の崖下に不動堂が祀られ湧水池に注がれています。小さな池は絶えず水が循環しているため鯉が元気に泳いでいます。ここから線路に沿って崖下の道を歩くと民家の玄関先などにも湧水が見られます。私はここを訪れると鉄道写真を撮りながら「名主の滝公園」に寄って王子まで歩きます。今日は時間がないので、王子から都電に乗って、目的地の飯田橋の出版社に向かいました。

雰囲気のある荒幡不動尊、すぐ近くを走る金太郎機関車は青函トンネルを抜けて北海道からやってきた。都電三ノ輪電停。この季節沿線にはバラの花が美しく咲く。

■花を愛でる
5/24
　今日は妻と共に神代植物園へ。この5月に大温室がリニューアルして、ガーデンのバラが見ごろなので楽しんできました。深大寺に寄って湧水と、深大寺蕎麦を味わい、京王線で京王片倉へ。東京の名湧水「片倉城跡公園」の菖蒲田が気になっていました。湧水は少なく、水車も乾いていて、菖蒲田を潤すほどではありませんが、職員が賢明に手入れ中、少しながら菖蒲も咲き始めました。

神代植物園の大温室とバラ園。深大寺の湧水で打った(?)という深大寺蕎麦を食べる。片倉城跡公園の花菖蒲はチラホラ、湧水は少なく水車も回転休業中。

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電動汲み上げながら勢いよく湧出している。仲田緑地蚕糸公園内の水路は自然の流れでまるで湧水のようだ。この公園には日野駅から徒歩15分、多摩モノレール甲州街道駅から徒歩10分でアクセスできる。


八王子駅から路線バスで15分で明神池にアクセスできる。ここの湧水の雰囲気は東京一、いや日本有数の環境の良さであろう。


矢川付近を走る南武線。立川緑地公園は湿地帯がよく整備されている。緑地からの矢川の流れ。ママ下湧水の清冽な水の流れ。外国人も感激するほどの環境だ。


浅川と京王線が並行する。ポンプ店の自噴井戸、平山小学校の湧水の水路。都営アパートの公園の自噴井戸は災害用という。八幡神社参道の井戸。


向島用水路は日野市の代表的な用水路、水車が復元されている。モノレール通りまでの遊歩道が整備されている。


山小屋風の奥多摩駅、白滝神社の湧水はいつもながら霊気を感ずる。秋川－京王八王子間の西東京バス。


東府中から武蔵小金井行きバスでハケの道へ。滄浪泉園は小金井警察署で下車すぐ前。ハケの湧水は水量は少ないが池に注いでいる。水琴窟は見ものだし聞きもの。


野川には花菖蒲が咲いていた。貫井神社のご神水はハケ下から湧出。新次郎池はこの季節湧水は見られなかった。


大カーブを行くスーパーあずさ。装いは初夏のよそおひ。清水谷公園の湧水池からの水路には石垣の隙間からはっきりと確認できる大量の湧水を見つけた。


雰囲気のある荒幡不動尊、すぐ近くを走る金太郎機関車は青函トンネルを抜けて北海道からやってきた。都電三ノ輪電停。この季節沿線にはバラの花が美しく咲く。


神代植物園の大温室とバラ園。深大寺の湧水で打った(?)という深大寺蕎麦を食べる。片倉城跡公園の花菖蒲はチラホラ、湧水は少なく水車も回転休業中。