2016年6月の水の旅です

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■野川公園の湧水と西武多摩川線
5/31
　鉄道の取材で西武多摩川線を訪れました。西武鉄道では吐出した「孤立」した路線です。終着駅の「是政駅」は終着駅の旅情ある駅です。私の住まいの高幡不動からは京王線武蔵野台乗り換え徒歩10分ほどで白糸台でアクセスできます。是政で折り返して多摩駅で下車、人見街道を野川まで歩きました。途中には新選組の近藤勇の生家、産湯の井戸や、墓所などもあり歴史を偲ぶこともできます。野川公園内、三鷹地区の湧水を何か所か見てきました。マンション下の湧水は水量豊かでここはいつも変化がなく、この季節でも素晴らしい湧水風景を見せてくれます。今日は夏日なので水が溜まった泉に足を浸して涼を取りました。野川沿いに歩くと草生した河原から水量は少ないものの清流が望まれます。その頭上を西武多摩川線が通過して行きました。帰りは二枚橋川バス停から調布駅北口行きで京王線まで戻りました。ちょっとしたローカル線トリップでした。

野川を渡る西武多摩川線。三鷹地区の湧水は水量も豊富で湧出口まで確認できる。ハケから流れ出る水路は子供たちの遊び場。

■片倉城址公園の花菖蒲
6/7
　昨年末刊行予定だった「東京の名湧水」(仮題)が、私の緊急出版本のため半年間、編集が止まったままでしたが、ここにきてようやく編集作業が開始。秋の刊行を目指し勢威編集作業中です。本文をもう一度チェックして新しい情報を入れなければならず、一部再取材を始めました。ちょうど東京の名湧水片倉城跡公園の花菖蒲が見ごろなので訪れてみました。湧水池にはスイレンが咲き菖蒲田の花菖蒲も湧水の流れに花を咲かせていました。この季節、奥の沢から湧水は水車小屋を通らず菖蒲田にすべて流れ込んでいます。花は今が盛りです。帰りに斟珠寺の時田弁天池にも寄りました。湧水が少ない時期にもかかわらず、水量は一定していました。

片倉城跡公園の花菖蒲は今が見ごろ、奥の沢からの湧水の流れ。時田弁天池の湧水。

■鉄分補給と水分補給
6/8
所用があり豊田へ。天気が良いので四谷陸橋辺りで「鉄分補給」の撮り鉄を30分ほどの後に、イオンモールの「いきなりステーキ」でランチタイムの200gヒレステーキをレアで「鉄分補給」。この前の検査で赤血球が減り立ちくらみがするので「鉄分補給」は私の必須なのです。カロリーの比較的低いヒレは、コレ立ちくらみの治療薬です^^。日野市は水と清流の都市、湧き水による名水も数多くあります。そのひとつ、JR多摩川橋梁にも近い仲田緑地公園には地下深く75mから自噴する「自噴井戸」があり、絶えず清冽な地下水が湧き出している。撮り鉄の合間にここで涼をとり水分補給、それから中央図書館下の湧水に行くと、子供たちが沢がに獲りに夢中でした。ここから浅川を越えて京王線の南平駅まで歩くコースは、自噴水コースです。都営アパートの公園には豊富な水量を誇る自噴井戸があります。一応災害用井戸となっていますが、この季節、今日は特に暑いので子供たちが水浴びではしゃぎまわっていました。日野市は水環境では全国屈指の存在だと思います。

日野付近を走る貨物列車、仲田緑地の地下75mから湧出する井戸。中央図書館下の湧水では沢カニが獲れる。南平の都営アパートの公園の防災用自噴水、ここはよく整備され水遊びが楽しめる。

■日野市の自噴井戸
6/9
　日野市の資料を基に調べた結果、日野市の湧水は中央線沿線、多摩川段丘の日野台地からのハケの湧水と、京王線沿線の浅川に沿った自噴水による井戸によるものと大別できることが分かりました。特に自噴井戸は平山城址公園駅から南平駅にかけての浅川沿いに多くあることもわかりました。このあたりの学校には自噴井戸が何校かあり、非公開ながら(土日の校庭開放日は見学できる学校もある)湧水が健在であたりの水路に注いでいます。そのひとつ、平山都営アパートの平山東公園の自噴井戸は水量といい、水辺の環境と言いその代表的なものと思われます。夏場にはここで子供たちの水浴びをする姿が見られ、水路に流れ出た湧水は清冽な小川となって他の水路と合流していきます。京王線南平駅から徒歩10分くらい、団地を目指して歩くと到達できます。ここから線路沿いの道を歩くと平山小学校の自噴水、民間地の自噴井戸が敷地の外からも見ることができます。平山小学校の自噴水は土日であれば見学可能ということでした。

平山都営アパートの自噴井戸は水路も整備され水遊びが楽しめ、水路も散策できる。平山小学校の自噴井戸からのビオトープと、民地の自噴井戸。いずれも敷地外から見学可能。

■八王子の名水
6/10
再開した新刊書「東京の名湧水」(仮題)が再スタート。その取材で八王子の中野山王下の「子安神社の湧水」を訪ねました。東京の名湧水57選の中では(ボクは)安心して飲める湧水で透明度は抜群。一口飲むと甘い水の味が口の中に広がり、おそらく地中深くから湧出するものでミネラル分をたっぷり含んでいると思われます。地元のお年寄りはお茶にコーヒーに焼酎の水割りにと愛飲しています。ボクもペットボトルで湧水池から汲んで夕食後の珈琲を立てるつもりです。ここ子安神社は「安産子育て」の神様、湧水を飲めば母乳の出てが良くなる・・と伝えられています。参道石段にある御神木を見ると納得^^。東京にもこんなに素晴らしい名水が存在するのです。(京王八王子駅から暁21系統中野団地行西東京バス中野北小下車徒歩3分)。今日は八王子地区は猛暑日でした。夕方になると、空が色づき始めました。夕焼けを期待して鉄道農園に行くと、夕焼け雲に三日月が光っていました。これから私の住まいあたりは夕焼けが美しく見える季節を迎えます。

子安神社の「明神様の名水」は甘い水。庭先の紫陽花も色づき始めた。夕焼け雲が紅蓮の炎のように三日月を包む。梅雨恒例の梅酒を仕込む。昨年の梅酒は「古酒」になり飲み頃。

■「週末きっぷ」で思い出の地へ。
6/11
「週末きっぷ」を使って取材旅行に出ました。始発電車に乗って、旅たちは東京駅6時04分発の「やまびこ」です。古川で小牛田行きに乗り換え、さらに石巻線女川行き列車に乗り換えて終着駅を目指しました。石巻線は蒸気機関車を追った思い出の路線なのでこのコースを選びました。20年ぶりに訪れた女川の町はすっかり昔の面影はなく、復興たけなわでした。すぐ港に向かい、小高い丘に登りました。昭和48年初めてこの地を訪れて、この丘から女川駅から港に伸びる引込線を走るC11を撮りました。当時、お世話になった丘の上の民家をお訪ねしました。このお宅のすぐ下の家まで大津波が押し寄せ、この集落だけでも5人の方が亡くなったそうです。丘の上から港を見下ろしながら、当時口ずさんだ「港町ブルース」を歌い、海に向かって手を合わせました。この風景を残すことができたのは私の写真家人生で最も自慢できることです。昼過ぎの列車で石巻に出て、仙台東北ラインの新しい列車に乗り、仙台から仙山線に乗り換えて山形に向かいました。夕方、かつてお世話になった方と会食の時間まではまだ時間があるので、左沢線を終着の左沢駅まで一往復してきました。

４３年ぶりに思い出の丘に立つ。昭和48年に撮影した女川港とC11機関車、そし今回撮影した同ポジション。

■水と花の町、長井市
6/12
週末きっぷ二日目は、早朝に山形駅を出て、赤湯経由で山形鉄道に乗って終着駅の荒砥を目指しました。駅近くの鉄道遺産最上川橋梁で列車を撮って登り列車に乗り、長井で途中下車しました。駅前商店街の長井呉服店の梅村さんがお出迎え下さり、あやめ祭り初日にご案内いただきました。ここにはあやめ畑に注ぐ自噴水があります。現在は汲み上げ水を使っています。長井市の水道水はすべて地下水を使っていて水の美味しさは格別と、梅村さんが自慢していました。次に訪れた名所が、かつての長井つむぎ問屋の「やませ蔵美術館」。緑の森の中に蔵が点在して、敷地内を清冽な水路が流れています。その流れには梅花藻も見られるというので、源流は湧水が地下水によるものでしょう。その一角の「洗い場」は、JR東日本の「大人の休日倶楽部」のポスター撮影で吉永小百合さんが佇んだ「名所」。その流れのほとりで同ポジで記念撮影をしました。お昼に当地名物馬肉チャーシュ支那そばをご馳走になり、梅村呉服店では私が長年愛用の「越中ふんどし」と浴衣を購入しました。ふんどしは今年９９歳の叔母様の手作り品で、私は体に合わせて仕立ててもらった特製品、着物の下着として気持ちよくフィットするのです。店の方に米坂線の萩生駅まで送っていただきました。米坂線の列車に乗るのも久しぶりです。この線も昭和44年に蒸気機関車の撮影に訪れたのが初めてなのでいろいろ思いを巡らせながらの旅でした。坂町は米坂線の9600や羽越線のD51の集結機関区でしたが、今は古い給水塔が残るだけで、かつての鉄道の町の栄枯衰退を見て、新潟に出て夜の上越新幹線で帰京しました。週末パスを有効に使った「乗り鉄」の旅でした。

鉄道遺産最上川橋梁はかつて木曽川に架かっていたもの。「あやめ祭」を見物、あやめ畑を潤す「自噴井戸」。「やませ蔵美術館」の水路は吉永小百合さんのポスターで知られるところとなった。

■名湧水と鉄道
6/17
　所用があって八王子への途中、高尾駅で乗り換えようと思いましたが・・本線を貨物が通過・・あぁぁぁーあれは!。すぐ追跡して八王子で追いつきました。スーパーあずさの後にノロノロやってきたのは人気の機関車ブルーサンダーのトップナンバー。撮影後、そのまま日野駅から黒川清流公園まで歩き、ハケの下の湧水を巡りました。ここの湧水はほとんど水量に変化なく豊富に湧き続けて、訪れる度に癒されます。ここから中央線の通称「豊田の大カーブ」に行き、スーパーあずさと桃太郎機関車の貨物列車を撮影して京王線の南平まで歩きました。

ブルーサンダー機関車の1号機登場。黒川清流公園のすぐ近くには鉄道写真のメッカ「豊田の大カーブ」があり、私には特にうれしい水と鉄道の場所。

■ハケの道の鉄道
6/18
新宿でランチ打ち合わせを終えて武蔵小金井駅へ。土地の人はなぜそこが「はけ」と呼ばれるかを知らない・・・・・。大岡昇平の小説で知られる「ハケの道」は、小説にも登場する「ムジナ坂」と、坂を下った森の中の清水が湧き出る泉がある屋敷が舞台となっている。たえず湧き出る庭園の泉は東京の名湧水57選のひとつにも数えられ、今も武蔵野夫人当時の清水を溢れさせている。そのまま「ハケの道」散歩。中村研一美術館、野川公園から新小金井まで散歩。途中で西武多摩川線を撮る。この線は駅になかなか昭和の風情が残っている。新小金井駅は独特の線路レイアウト、ホームの上屋などボクのお気に入りアイテムだった。

ハケの道「西念寺」からの小さな湧水、中村研一美術館の裏庭の湧水、「武蔵野夫人」にも登場するムジナ坂。野川公園を縦断する西武多摩川線。

■祐天寺から目黒不動不動、神田川へ・・。
6/19
東京生活の昭和40年代のころ、東急沿線の祐天寺に住んでいました。ここで結婚して新婚生活を送り子供ができて、渋谷駅前桜丘町に引越ししました。この町には恩人がいますし、取引銀行口座も今でも「祐天寺支店」のままです。アマチュアからプロになったころ、この店「カレーショップ・ナイアガラ」のマスターが鉄道好きということを知りました。以来、私を励まして美味しいカレーを食べさせてくれた、私がプロカメラマンのスタートラインに立った思い出の店であります。結婚してからも私たち夫婦は、このオーナー夫婦に可愛がられています。カレーのランチを終えてバスで目黒不動まで行き、久しぶりに目黒不動を訪れました。水量不足を心配していましたが、独鈷の滝も、羅漢寺川の源流湧水も思った以上に水量が多く特に、羅漢寺川の湧水は、きれいに清掃されていました。この湧水を大切さを住民たちが理解しているようです。五反田までバスで出て、御茶ノ水の向かいました。夕方から所属する日本アニメーション協会の年次総会と懇親パーティに出席するためです。その前に聖橋から神田川を望みました。ここからの鉄道風景は見飽きることがありません。

祐天寺でカレーのランチ後、目黒不動を訪れる。羅漢寺川湧水は私のお気に入りの湧水のひとつ。聖橋からの神田川と鉄道の風景。

■渋谷の手押しポンプ
6/24
　夕方から恵比寿であるクライアントの懇親パーティがあるので、少し早めに家を出て渋谷駅から恵比寿まで歩くことにしました。途中、並木橋には盟友の墓があり久しぶりに墓参りをしました。麻布台の崖に沿って墓地があり、その入り口には井戸があり手押しポンプから地下水をくみ上げて手水に利用しているものです。隣接してモーター汲み上げもあるのですが、手押しポンプが現役なのは嬉しいかぎりです。この寺のすぐ下の明治通り近くには渋谷で残り少なくなった銭湯があり、かつて渋谷に住んでいるときにはよく利用していました。今は水道水を使用しているとのことですが、ポンプも生きているそうです。ここでひと風呂浴びてから恵比寿までまた歩きだしました。

墓地の手水用に手押しポンプが健在。墓地は麻布台のハケに沿ってある。崖下の銭湯。渋谷では数件残るのみだ。

■日野台地の隠れた湧水群
6/25
日野市の湧水といえば東京の名湧水57選にも選定されている「黒川清流公園」が知られていますが、その日野台地の南端崖線の各所から地下水が湧き出しているところがあります。エプソン本社にも近い台地の下の森には谷仲山緑地（民有地）の湧水地があり、何か所かの湧水が見られ、湧水群を形成しています。この季節は草木が生い茂り、メインの一か所しか目視できませんが、ここには水量計が設置され、市が保全を行っています。水量は安定していてこの季節も枯れることはありません。この湧水から約100mほど離れた台地の坂にあるアパート横には小さな湧水池があり、あふれた水が側溝に流れています。この池も今は雑草に覆われていて見ることはできませんが、昨年の豪雨の後には付近の台地の畑からも水が湧き出している光景が見られました。湧水は用水に注ぎその合流点では子供たちが小エビや小魚を獲っていました。「水がきれいだからエビがいっぱいいるんだよ」と言っていました。

谷仲山湧水は水量計が設置されて保全されている。台地の湧水池からの流れ、その流れを集めた用水路では子供たちが小エビを獲っていた。

■大泉という地名
6/67
　今日は和光市にお住いの日本で最年長のベテランアニメーター大塚康生さんのお宅にお邪魔します。大塚さんは東映動画の設立当時からのアニメーターで長編の名作「ホルスの大冒険・太陽の王子」や、ルパン三世のテレビスタート時代の作画監督として活躍され、宮崎駿の初監督作品「ルパン三世カリオストロの城」では作画監督を勤められ映像としてのルパン三世を完成させました。その大塚さんが実は熱心な鉄道少年であり、子供のころに残した蒸気機関車のスケッチと、20歳代に撮った蒸気機関車の写真をまとめて「大塚康生の機関車少年だったころ」を私が編集長となって刊行しました。大塚さんとは45年前、私がアニメの世界に入ったときの「先生」で同じ、鉄道を趣味としていることで深いお付き合いが続いています。現在はは練馬区の大泉にも近い、和光市にお住まいなのでお訪ねしました。東武線成増駅からバスで土支田二丁目で降りると、東京の名湧水57選の「清水山憩いの森」の湧水に5分でアクセスできます。この森の湧水二か所を見て、さらに歩いて埼玉県に入ったところに「ルパン三世の隠れ家」があります。今回の本はメディアでも反響を呼び、新聞や雑誌でも取り上げて頂きました。その報告と、どこかSL撮影にでもいこうか・・?というお誘いでした。書斎で2時間ほどお話して、大泉学園駅にバスで出ました。このバス路線にもいくつかの湧水があります。大泉という地名はそのものズバリ、湧水の多い街なのです。

稲荷山憩いの森の湧水と、清水山憩いの森の湧水の流れはどこか神秘的。今年85歳になられた大塚さんはますますお元気。近々SL撮影に行こうと思っています。大泉学園駅に入る西武電車。

　

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野川を渡る西武多摩川線。三鷹地区の湧水は水量も豊富で湧出口まで確認できる。ハケから流れ出る水路は子供たちの遊び場。


片倉城跡公園の花菖蒲は今が見ごろ、奥の沢からの湧水の流れ。時田弁天池の湧水。


日野付近を走る貨物列車、仲田緑地の地下75mから湧出する井戸。中央図書館下の湧水では沢カニが獲れる。南平の都営アパートの公園の防災用自噴水、ここはよく整備され水遊びが楽しめる。


平山都営アパートの自噴井戸は水路も整備され水遊びが楽しめ、水路も散策できる。平山小学校の自噴井戸からのビオトープと、民地の自噴井戸。いずれも敷地外から見学可能。


子安神社の「明神様の名水」は甘い水。庭先の紫陽花も色づき始めた。夕焼け雲が紅蓮の炎のように三日月を包む。梅雨恒例の梅酒を仕込む。昨年の梅酒は「古酒」になり飲み頃。


４３年ぶりに思い出の丘に立つ。昭和48年に撮影した女川港とC11機関車、そし今回撮影した同ポジション。


鉄道遺産最上川橋梁はかつて木曽川に架かっていたもの。「あやめ祭」を見物、あやめ畑を潤す「自噴井戸」。「やませ蔵美術館」の水路は吉永小百合さんのポスターで知られるところとなった。


ブルーサンダー機関車の1号機登場。黒川清流公園のすぐ近くには鉄道写真のメッカ「豊田の大カーブ」があり、私には特にうれしい水と鉄道の場所。


ハケの道「西念寺」からの小さな湧水、中村研一美術館の裏庭の湧水、「武蔵野夫人」にも登場するムジナ坂。野川公園を縦断する西武多摩川線。


祐天寺でカレーのランチ後、目黒不動を訪れる。羅漢寺川湧水は私のお気に入りの湧水のひとつ。聖橋からの神田川と鉄道の風景。


墓地の手水用に手押しポンプが健在。墓地は麻布台のハケに沿ってある。崖下の銭湯。渋谷では数件残るのみだ。


谷仲山湧水は水量計が設置されて保全されている。台地の湧水池からの流れ、その流れを集めた用水路では子供たちが小エビを獲っていた。


稲荷山憩いの森の湧水と、清水山憩いの森の湧水の流れはどこか神秘的。今年85歳になられた大塚さんはますますお元気。近々SL撮影に行こうと思っています。大泉学園駅に入る西武電車。