2017年1月の水の旅です

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■あけましておめでとうございます。
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　2017年の鉄道初撮りは中央線豊田駅近くのカープで「あずさ」と「桃太郎」の貨物列車。近くの踏切でトラブルがあり目の前で快速電車が急停車するハプニングがありました。この撮影地のすぐ近くにはご存じ東京の名湧水57選のひとつ黒川清流公園があります。雑木林を散策しながら湧き水巡り。枯れ木の雑木林には湧水口とその流れがはっきりと見通せます。水量は減少しているものの湧水を間近で見るには、この季節がいいかもしれません。剣道場前の湧水も普段は深い樹木に囲まれ実態を見ることはできないのですが、この季節はハケから湧出して。側溝の水路に流れ込むまでがはっきり見えます。

豊田のカーブを行くE233系、剣道場前の湧水は崖下からすっきり見渡せる。四阿のある湧水は水量豊富、ここの湧水は素晴らしい。

■初詣は・・・?
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朝から豊田駅前の喫茶店で新刊本の校正、昼を済ませてから中央線で国分寺へ出ました。初詣もどうせなら湧水、名水のある社にしょうと小金井の貫井神社に決めました。国分寺駅からまず新次郎池へアプローチ。水量はガクンと減って池の出口の堰を越える水もわずか。それでも水量は減っても池のほとりの5か所の湧水は健在です。このまま水量を減らしてゆき来月には枯渇するのでしょう。貫井神社で初詣、これまで何回も神社は訪れているのですが、私は無宗教無神徒なので湧水にしか目が向きませんでした。参拝を済ませ滄浪泉園に寄ってから東府中行きのバスで府中に向かいました。

新次郎池、堰を越す水もあとわずか。貫井神社で初詣のあと、滄浪泉園に寄ってから帰宅。

■寒波にカッチカッチやどー(笑)
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　このところの寒波で、とても湧水など見に行く気にはなれません・・が、今日は少し暖かいので八王子まで出たついでにバスで片倉城跡公園へ道草。園内何か所かの湧水を見てまわりました。大きい湧水池には氷が午後だというのに解けずに張ったまま。その解けた部分をカワセミが小魚を狙っていました。この寒さでは愛鳥家もおらず、ひとりでカワセミを見ていました。奥の沢からの湧水は水車を回していますが、凍り付いて、時々氷塊が音を立てて崩れてゆきます。湧水の湧き出す斜面は一日中日が当たらないので寒いのです。しかし、湿地帯には水芭蕉の新芽が顔を出していました。

民家の横井戸からの湧水。水芭蕉の新芽が。湧水池の小魚を狙うカワセミ、奥の沢の湧水は水車を回すが、氷塊が崩れ落ちる。

■小春日和のハケの径
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　小春日和なので東府中から路線バス小金井駅行きに乗ってハケの径へ。野川のほとりの評判のラーメン店で腹ごしらえをして、貫井神社へ。冬枯れの境内にはバードウォッチャーがカワセミを観察していますがまだ現れないようです。定期観察の新次郎池に行くと案の定、池の堰を越える湧水はありませんでした。それでも湧水口すべてからは少量の湧水が出ていましたが、とても堰を超すまでにはいきません。池からの流れは野川に注いでいるところを見ると、うわさどおり新次郎池底には湧水を浸透して(抜け水)があるようです。

野川のほとりのラーメン屋でランチ。貫井神社の境内を流れる湧水。新次郎池は飛び石もむき出し、池の堰を超す水もなくなって、いよいよ渇水期へ。

■長距離路線バスの旅
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　　所用で八王子に出たところ、1時間に一本の陣05系統の大久保行き5分前だったので、乗って大久保へ。所要時間は約45分、終点の大久保バス停に隣接して浄福寺があり、城址のある山からの湧水が牽かれています。すごく趣のある山寺で、折り返しの1時間、境内をのんびり散策して、帰りは陣馬高原下からの霊園31系統の高尾駅北口行きで戻りました。こちらの所要時間は約20分。共に1時間に一本の運転ですが、現地で1時間の散策は楽しめます。

大久保バス停。浄福寺の湧水は心字池に注ぐ、境内には石の井戸もある。趣のある古刹浄福寺の城跡に通ずる山道。

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豊田のカーブを行くE233系、剣道場前の湧水は崖下からすっきり見渡せる。四阿のある湧水は水量豊富、ここの湧水は素晴らしい。


新次郎池、堰を越す水もあとわずか。貫井神社で初詣のあと、滄浪泉園に寄ってから帰宅。


民家の横井戸からの湧水。水芭蕉の新芽が。湧水池の小魚を狙うカワセミ、奥の沢の湧水は水車を回すが、氷塊が崩れ落ちる。


野川のほとりのラーメン屋でランチ。貫井神社の境内を流れる湧水。新次郎池は飛び石もむき出し、池の堰を超す水もなくなって、いよいよ渇水期へ。


大久保バス停。浄福寺の湧水は心字池に注ぐ、境内には石の井戸もある。趣のある古刹浄福寺の城跡に通ずる山道。