2017年3月の水の旅です

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■南武線沿線の湧水
3/9
歳と共に重いカメラがおっくうになり、初心者入門機のEOS KissX5をメインに使うことが多くなりました。今回、新しい望遠ズームを買ったのでその試写で南武線の電車と貨物列車の試写にでかけました。南武線は近郊区間で珍しく貨物列車が走っている路線で撮り鉄には人気のあるローカル線です。また、沿線には湧水も点在しています。今回は西府から谷保まで歩いたので途中の東京の名湧水57選「西府の湧水」と、谷保天満宮の常盤の清水に立ち寄りました。渇水期とあって湧水の勢いがありませんが、それでもハケから水が滴り落ちていました。花粉症には困ったものですが・・この花粉症のため湧水巡りはおっくうになっています。

花粉症対策をして西府－谷保を歩く、西府の湧水、谷保天満宮の湧水など。

■水温む・・農作業の季節
3/12
　ようやく暖かくなり、そろそろ市民農園の種植え、苗付けを始動しなければなりません。先日はジャガイモの種付けを済ませました。今日は午後から近くのホームセンターに肥料、苗を買いに行ったついでに、高幡不動駅裏を流れる向島用水沿いを散歩。水の郷百選」にも選定されている日野市は河川、用水、湧水。水辺に恵まれた都市で、特に高幡不動を中心とした七生地区には多くの用水が流れています。その一部は「鉄道農園」にも利用されています。昔から随所に水車が設置されていましたが、今では復元された水車が市内数か所にあります。もちろん現役で製粉作業も可能です。

向島用水と水車小屋、多摩モノレールが頭上を走る。浅川から引かれた清流が市内七生地区を潤す。沿線には懐かしい道路標識が。

■水ぬるみ花咲くころ
3/20
　連休最後の20日、ポカポカ陽気に誘われて午前中は片倉城跡公園へ散歩。期待していたカタクリの花はまだ葉だけでこれからでしたが、私の「秘密の花園」(民有地)には可憐な小さい花がすでに咲いていました。それも太陽の光を浴びて、花弁が大きく反ったカタクリらしい花の咲きようでした。接写で撮影しました。園内の湧水もすっかり水ぬるむといった風情で水面がキラキラ光り、湧水池には子孫を増やすためオスメスのヒキガエルがメスを奪い合う光景が見られました。帰りに斟珠寺にも寄りましたが、こちらはチョロチョロ、もうすぐ枯渇すろのでは?と思われました。片倉だんごでお彼岸のおはぎと草餅団子を買って帰りました。

    片倉のカタクリ、横井戸の湧水は水量変わらず湧出している。公園内を流れる湧水も陽光に光っていた。湧水池ではヒキガエルが愛のプロポーズ合戦。

■東十条から王子へ
3/22
今日は夕方から上野駅でAERAのインタビューを受けます。少し早めに行って東十条まで足を延ばしました。ここは駅近くで鉄道写真が楽しめるスポットがあります。そして線路沿いには湧水もいくつか見ることができます。荒幡不動尊は鉄道を敷くため場所を現在の崖下に移動したとか? その結果、祠の下からは湧水が枯れることなく湧き出しています。そのまま王子方面まで歩き、名主の滝公園に寄りました。ここはすでに湧水は枯れてしまいましたが、大雨のときは湧水が現れます。滝は地下水循環の滝ですが、流れる水路は深山幽谷を思わせます。王子の北区区役所17階は展望室で、ここから眺める新幹線と赤羽から続く台地と小さな森はまるでジオラマのようです。夕方からAERA編集部の取材を受けました。最も上野で「国鉄時代」の雰囲気を残していると思われるレストラン「じゅらく」で、181系「とき」のダイニングカーで食べたカレーを思い出しつつ、じゅらくのカレーを食べながら「AERA」のインタビューをうける。テーマはJR30thで、国鉄からの通勤電車の系譜。

赤羽から続く台地と並行する東北新幹線。荒幡不動の湧水、名主の滝と公園内を流れる水路は風情がある。

■ハケの径、湧水巡り
3/25
　国分寺の殿ヶ谷戸庭園のカタクリがそろそろ見ごろだと聞いて行ってみました。次郎弁天池のほとりの斜面に小規模ながら群生しているカタクリは湧水に育まれて育成されているのでしょう可憐な花を咲かせていました。ここまで来たついでに新次郎池、貫井神社、滄浪泉園のハケの径定番の湧水を巡りました。新次郎池はほとんど枯渇状態で、ここは夏以降の湧水期を待たなければならないようですが、他の湧水は少な目ながら湧水は健在でした。

殿ヶ谷戸庭園のカタクリ、新次郎池は池底まで見渡せるほど枯渇。貫井神社の本殿横の水路、滄浪泉園も井筒も水量は少な目。

■花より団子
3/30
　カタクリのお花見。ポカポカ陽気に誘われて家内と片倉城址公園へお花見へ。桜はまだまだですが、カタクリがほぼ見ごろに。「今年は雨が少なく、花が貧相だね・・」といつもの民家のお年寄り。それでも群生しているところは見応えがありました。湧水に自生するミズバショウも小さな白い花を見せていました。　川崎街道の元祖「片倉焼まんじゅう」で、みたらし団子とよもぎ団子を頂く。ここは私たちの春の茶屋といったところ。みたらし団子は午前中で完売の人気です。そのあと、南平で途中下車して都営アパート内の公園にある自噴水を訪れました。水量豊かに手押しポンプの廃材から湧出して、ほのかに温かい水でした。近くでは花はまだなのにお花見をしている家族連れもいたりして、わが家から電車で15分の所にこんなにも里山の風景が残っているのに驚きと感謝です。

片倉城址のカタクリの群生。街道に面して「片倉焼まんじゅう」はこの季節の定番。南平都営アパートの公園の自噴水。手押しポンプから溢れている。

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花粉症対策をして西府－谷保を歩く、西府の湧水、谷保天満宮の湧水など。


向島用水と水車小屋、多摩モノレールが頭上を走る。浅川から引かれた清流が市内七生地区を潤す。沿線には懐かしい道路標識が。


片倉のカタクリ、横井戸の湧水は水量変わらず湧出している。公園内を流れる湧水も陽光に光っていた。湧水池ではヒキガエルが愛のプロポーズ合戦。


赤羽から続く台地と並行する東北新幹線。荒幡不動の湧水、名主の滝と公園内を流れる水路は風情がある。


殿ヶ谷戸庭園のカタクリ、新次郎池は池底まで見渡せるほど枯渇。貫井神社の本殿横の水路、滄浪泉園も井筒も水量は少な目。


片倉城址のカタクリの群生。街道に面して「片倉焼まんじゅう」はこの季節の定番。南平都営アパートの公園の自噴水。手押しポンプから溢れている。