令和元年・2020年8月の水の旅です

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■犬吠崎湧水(銚子市)
7/30
新型コロナウィルス感染拡大ともあって地方に行っても湧水探訪までは手が回りませんが、今月末に訪れた銚子電鉄の取材のおり、宿の近くの犬吠埼付近に「犬吠埼湧水」があるのを聞き訪れました。ホテルニュー大新への道の途中にあり、関東の最東端に位置する湧水として知られているとのことです。銚子市の丘陵地帯で涵養された地下水の一部が東端の崖線から湧出するもので、水汲み場として整備され立派な石碑が建っていました。涵養されている場所が田園なので水質検査もなく呑む勇気はありませんが、湧水の流れる小さな池には金魚が元気に泳いでいました。

湧水付近から見た犬吠埼灯台。崖の岩場から流れ出る。水汲み場として整備されているようだが。銚子電鉄犬吠駅から徒歩5-6分。

■鹿子百合の咲く鉄路と湧水
8/3
梅雨が明けて、30度越えの暑さが続いています。病院通いも苦痛になりましたが、月に一度の総合病院からのかえりは、中央線の豊田のカーブで撮り鉄して、黒川清流公園の湧水を散歩しています。今日も、通称豊田のカーブで撮影をすると、線路脇に鹿子百合が咲いていました。今日の撮り鉄は鹿子百合が主人公です。線路に並行する黒川清流湧水群は、梅雨の長雨をたっぷり含ませて、数十か所の湧水口からは大量の地下水があふれ出ていました。夏場、ここは文字通りオアシス、クールダウンの森なのです。

線炉端に鹿子百合が咲いていた。剣道場前の湧水は側溝からあふれ出ていた。大池も水位がオーバーして勢いよく水路に流れ出ていた。

■片倉城跡公園灼熱
8/17
連日35度を超える暑さによほどの要件が無い限り外出を控えていますが、今日は八王子に用があったので、片倉城跡公園まで回りました。このところ閉じこもりで仕事なので運動不足が心配なので。片倉城跡公園もこの暑さでは人もあまり見かけず、ひっそりとしていましたが湧水は豊富でした。時田弁天湧水では木陰でクールダウンの小休止が、バスで目的地の八王子駅に向かいました。今日の八王子は最高気温は36度でした。暑かったです。

農家の横井戸は涼感満点だった。奥の沢からの湧水と水車小屋、時田弁天池でクールダウン、湧水は冷たく清冽。弘法大師を祀る湧水のサイホン流出口。

■楽寿園・小浜池が大湧水
8/18
三島市の楽寿園の小浜池が記録的な大湧水をしているというので、久しぶりに出かけて、その様子を見てきました。水位は217cmを維持したまま、園の担当者に聞けば「昭和36年以来で、今は217cm以上の計測は不可能」ということです。その原因としては、ここ数カ月は去年の台風や今年の長雨の影響からか例年にないペースで水が増え、7月１９日には５７年ぶりに水位が２００センチを超え、２５日には２１７センチとなり、５９年ぶりに最高記録を更新しまということです。

小浜池217センチ以上の水位は57年ぶりの事。



池の石灯籠のある島もギリギリの水位、中の瀬の流れの中には多くの湧水が噴出している状態。駅にも近い「鏡池」もこの通り湧水が噴き出して満水以上の状態。

白滝公園・源兵衛川

三島溶岩流の隙間から湧き出る白滝公園も園内は水浸しの状態。冷たい水でクールダウン。源兵衛川は水位が増して、川の中の飛び石歩道は通れない状態。

■岳南電車沿線の湧き水
8/19
　富士市内に宿泊して、ローカル私鉄「岳南電車」を取材しました。かつて京王電鉄で走っていた名車5000系が9000形に名を変えて、富士山麓で走っているのです。それも朝の3往復というこどて8時台が撮影時間です。撮り終わって岳南電車の駅近くにある湧水を巡ることにしました。同鉄道の各駅から大体15分ほどのところに多くの湧水が点在していますが、今回は本吉原駅近くの今泉地区と、岳南原田駅近くの「原田地区の湧水」を何か所か訪れました。酷暑の中の歩きは応えますが、至る所に湧水の蛇口から水が出しっぱなしになっていて、ひと言断れば、どうぞとうぞと言って水を使わせてくれます。この町ではミネラルウォーターは最初に一本だけで、あとは空のペットボトルを持ち歩きすれば冷たい湧水は飲み放題です。今泉では古刹の水汲み場と近くの保育所近くにある水神様の湧水を訪れ、原田地区では永明寺の湧水、いぼ取り地蔵、鏡石公園の湧水を訪れました。
今泉地区の湧水

京王電車が第二の人生を送る岳南電車。今泉地区の民家の軒先の湧水の蛇口。法雲寺の湧き水の水路、ここでも水が汲める。保育所前の水神を祀る湧水。

原田地区の湧水

永明寺に隣接する鎧渕親水公園には多くの湧水が点在する。いぼとり地蔵の湧水、ご利益のある水。伝説で知られる鏡石の湧水。同公園でクルーダウン、水道からは清冽な水があふれ出ます。

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湧水付近から見た犬吠埼灯台。崖の岩場から流れ出る。水汲み場として整備されているようだが。銚子電鉄犬吠駅から徒歩5-6分。


線炉端に鹿子百合が咲いていた。剣道場前の湧水は側溝からあふれ出ていた。大池も水位がオーバーして勢いよく水路に流れ出ていた。


農家の横井戸は涼感満点だった。奥の沢からの湧水と水車小屋、時田弁天池でクールダウン、湧水は冷たく清冽。弘法大師を祀る湧水のサイホン流出口。

小浜池217センチ以上の水位は57年ぶりの事。


池の石灯籠のある島もギリギリの水位、中の瀬の流れの中には多くの湧水が噴出している状態。駅にも近い「鏡池」もこの通り湧水が噴き出して満水以上の状態。
白滝公園・源兵衛川

三島溶岩流の隙間から湧き出る白滝公園も園内は水浸しの状態。冷たい水でクールダウン。源兵衛川は水位が増して、川の中の飛び石歩道は通れない状態。


京王電車が第二の人生を送る岳南電車。今泉地区の民家の軒先の湧水の蛇口。法雲寺の湧き水の水路、ここでも水が汲める。保育所前の水神を祀る湧水。


永明寺に隣接する鎧渕親水公園には多くの湧水が点在する。いぼとり地蔵の湧水、ご利益のある水。伝説で知られる鏡石の湧水。同公園でクルーダウン、水道からは清冽な水があふれ出ます。