南正時の湧水名水絵日記
2010年12月の水の旅です
11月の水の旅はこちらです。
■飛騨高山は「きつねの嫁入り」
12月3日〜5日
未明から大雨です。品川発「のぞみ105」で名古屋乗換え「ひだ」で「飛騨メルヘン映画祭」高山に向かう予定でしたが、案の定新幹線が止まっているようなので、早めに出て、すぐ30分遅れでやってきた「のぞみ」に飛び乗りました。高山に到着。「BestWestern」にチェックイン。小雨の夕焼けの「きつねの嫁入り」状態の市内を少し歩いて、夜はホテルで前夜祭のパーティ。終了後に近くの郷土料理屋で二次会、こちらは東京からかけつけたアニメーターたちと盛り上がりました。翌朝はホテルで朝食を食べてから高山市内を散策、橋のたもとに「山から引いた清水」の水場がありました。観光客に振舞われています。宮川朝市や古い町並みを約4キロほど歩いて、昼前にアニメ祭の会場に向かいました。関係者たちとの交流会に出席して、午後からはコンテストの授賞式と受賞作品の上映会。遠くインドから駆けつけた監督は、受賞の喜びもさることながら、雪を見るのは初めてと興奮さめやらない様子。15時過ぎに公式行事が終わり、私は次の仕事に備え、16時44分の「ワイドビューひだ」で名古屋から新幹線に乗り換えて大垣の実家へ。週明けに「名水」のテレビ番組のロケハンが琵琶湖近くで行われるため、帰京せず週末は大垣で過ごし、伊吹付近を撮影する予定です。
日曜日の朝。雲ひとつない快晴なので9時過ぎから近江長岡ー柏原間で伊吹山をバックに列車の撮影をしました。PLフィルターでコントラストをつけてEF200、66、210、EF65PFの臨時貨物、原色の117系電車などを場所を変えながら撮影。紅葉も若干残っていました。伊吹山は昨夜初冠雪で頂上付近が薄っすらと雪がありましたが2時間ほどで解けてしまいました。休日で天気が良いこともありファンも大勢い出ていました。新幹線などを撮って15時過ぎに戻りました。
高山の山々はうっすらと冠雪。宮川朝市と鍛冶橋のたもとにある「高山のうまい水」の水場
■テレビ番組の名水ロケハン
12/6
9時前に東京からかけつけた放送局のディレクターたちと米原駅に集合し、米原市の観光担当者の方のご案内で米原市内の「名水」をご案内して頂きました。新春の番組「名水」(仮題)の番組のロケハンです。今日も快晴で気温も高くまるで「陽春」のような天気です。醒ヶ井駅近くの「平成の名水百選・居醒の清水」は、モミジの紅葉が盛んで名水に映えていました。15時ごろまで市内の主な湧水を回り、本番ロケを1月中旬に行うことに決定しました。帰りはスタッフと一緒に16時56分の300系「ひかり」で帰京。ひかりは米原からほぼ満席。ひかりは慢性的に混んでいます。それでも小田原と新横浜で大半がおりました。局の送迎タクシーで4日ぶりに帰宅しました。■新年は水の旅から・・
奥伊吹地区の湧き水をロケハンするスタッフ。奥伊吹の民家の「川端」、湧水の水路で野菜を洗う農家の主婦。「天神水」の紅葉と、のどかな地蔵川の風景。
12/30
12月は湧水への旅が少なくなりました。仕事が少し立て込んでいました。2月下旬、NHKで「名水を極める」(仮題)が4回に分けて放送予定です。久し振りの名水の大作番組になる予定です。このテキスト本も作成中で、この本はちょっとした湧水、名水の資料本になると思います。私は番組に出演し、名水の旅を実行ロケします。1月上旬には取材クルーと、この取材に出ます。仔細が決まりましたら、お知らせ致しますのでご期待ください。湧水、名水愛好者の皆さま良いお年をお迎えください。
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